【島根】命主社|開運招福・健康長寿のパワースポット 命主社

島根県

命主社(いのちぬしのやしろ)は島根県出雲市にある出雲大社の摂社。正式な名称は「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」。神皇産霊神(かみむすびのかみ)が祀られている。巨岩の前に建てられており、古代の磐座(いわくら)が神社に発展した例である。

社の前には推定樹齢1000年といわれるムクの巨木がある。高さ17m、根本回り12m。昭和51年(1976)に島根の名樹に指定された。

寛文5年(1665)の出雲大社御造営にあたり、命主社の裏の大石を石材として切り出したところ、下から銅戈(どうか)と硬玉製勾玉(こうぎょくせいまがたま)が発見された。2つの遺物は、天孫系三種の神器のうち、剣と玉にあたり(あと1つは鏡)、これが出雲大社の近くから出土したこともあって昭和28年(1953)に重要文化財に指定された。出雲大社の宝物殿に展示されている。

出雲大社の摂社

島根県出雲市:出雲大社

出雲大社(いずもおおやしろ、いずもたいしゃ)は島根県出雲市にある神社である。正式名称は「いずもおおやしろ」であるが、一般には「いずもたいしゃ」と読まれる。明治維新に伴う近代社格制度下において唯一「大社」を名乗る神社であった。縁結びにご利益があるとされています。

縁結びの神様としても知られ、神在月(神無月)には全国から八百万の神々が集まり神議が行われる。「神在祭」と呼ばれ、旧暦10月11日~17日。二拝四拍手一拝の作法で拝礼する。四拍手による参拝は出雲大社と宇佐神宮のみ。

日本神話によれば、大国主神が天津神に国譲りを行う際、その代償として、天孫が住むのと同じくらい大きな宮殿を建ててほしいと求め、造営されたのが出雲大社の始まりであるという。古代より杵築大社(きづきたいしゃ、きづきのおおやしろ)と呼ばれていたが、明治4年(1871年)に出雲大社と改称した。

境内摂社の素鵞社(そがのやしろ)がパワースポットといわれる。御祭神の素戔鳴尊(すさのおのみこと)は天照大御神の弟神で、出雲国の肥河上での八岐の大蛇退治で知られる。

松並木の参道が終って銅鳥居をくぐる手前右手にある「ムスビの御神像」も縁結びスポットとして知られる。大国主大神が海神から「幸魂奇魂」のお蔭を授かり神性を養われ、「ムスビの大神」となった場面を表している。

神楽殿へ向かう道すがらにある「さざれ石」も隠れパワースポットだという。岐阜県春日村の石灰質角礫岩で、長い年月の間に溶解した石灰石が多くの小石を集結して次第に大きく生長したもの。

平成の大遷宮を記念して境内に「うさぎ石像」を建立されているが、本殿裏の二羽のうさぎ像がパワースポットと言われている。

出雲大社の詳細はこちら

命主社のパワースポット・見どころ

勾玉と銅戈

1665年(江戸時代、寛文5年)、 出雲大社の寛文御造営の際に命主社の裏の大石の下から 勾玉(まがたま)銅戈(どうか)が発見されました。本来はこれらが御神体だったとも言われています。

※銅戈 = 弥生時代を代表する青銅器。クリス杉、長さ33.7ミリ、幅10.3ミリ。 茎(まがご)が短くて身に対し斜めに関(まち)がついている。

「古事記」によれば、出雲大社の主祭神である大国主命は高志 (北陸地方)の沼河比売に求婚したり、筑紫(九州地方)の 多紀理毘売と結婚したとあり、 出雲大社に近い “命主社” から、 九州地方の銅戈と北陸地方の勾玉が出土した事が、 弥生時代の各地域の交流を物語っています。
勾玉と銅戈は天孫系三種の神器の「玉」と「剣」にあたり、これが出雲大社の近くから出土したことにより1953年(昭和28年)に重要文化財に指定されました。現在では出雲大社の宝物殿に展示されています。

ムクの大木

命主社の前には迫力満点の、大きなムクの木が立っています。高さ17メートル、根本回りは12メートルもあり、推定樹齢1000年だそうです。長寿のご利益があるとあされています。1976年(昭和51年)には「島根県指定の名樹百選」に選ばれています。

真名井の清水(まないのしみず)

「真名井」とは「清らかで清浄な清水が湧き出る場所(井戸)」という意味で、真名井の清水は古来から出雲大社の神事にかかわる神聖な清水とされてきました。「神水」として遠くからこの清水を汲みに来られ人も多く、「島根の名水百選」にも選ばれています。柄杓と漏斗も置いてありますので、持ち帰ることができます。

御神徳

命主社のご祭神

神皇産霊神(かみむすびのかみ)

命主社のご神体

巨岩(「磐座」(いわくら))

命主社のご利益

健康長寿・招福・開運 など

ご祭神は神皇産霊神(かみむすびのかみ)天地万物の根本となられ、天地開闢(この世のはじまり)の造化三神の一柱にまします神さま、つまり、天と地ができたその原初のときに、高天原に最初に成り出た3人の神さまのうちの一柱(1人)で、万物創生の根源となった神さまです。神皇産霊神は出雲大社の大国主命(おおくにぬしのみこと)が八十神(やそがみ)からの陰謀で死に追いやられた際、二人の女神さまを遣わせて生き返らせたと伝えられています。大国主命の命の恩人と言えます。

Info

参考URL 命主社 – 出雲観光ガイド
住所 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東185
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